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進む

見えなかったものを見るための
旅と言うにはおこがましい程の、小さな一人旅でした。
これは多分、進むために必要な旅。。




ツギハギだらけの糸は、私のせいだった。
今思えばあまりに見窄らしかったけど
そういう形の糸だって、あって良いじゃない?
そうやって待ってるだけの日々は
止まった時間をズルズルと重ねただけだった。


もう、千切っちゃおっか。



(そう、千切るだけ。 かんたんでしょう?)
(少し軽くなるだけ。)
(少し寂しくなるだけ。。)

それだけなのだと言うには、私の心は脆かったし
傷つけるのも傷つくのも怖かった。

Cocolog_oekaki_2016_09_11_19_23
(だって、私は――)




軋んだピースに、新しい名前をあげたいの。
時間は止まっただけじゃなかった。
同じ所に居続ける為には、ほんとは全速力で走り続けなきゃいけなかった。
私にはそんな体力、なかったからさ。

今、やっと。

時計のねじを巻き直す準備が出来て。
独りでも、恐れずに螺旋階段を上ることができそうです。


(私を連れ出してくれた、君の手の温かさを)
(忘れないよ)

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